2022/09/30

棚田の田に給水ポンプで農業用水路の水をくみ上げる・・・

今日は、妻の実家の棚田の田に、温水田経由で、農業用水路の水を、2インチの給水ポンプで水をくみあげる作業をしています。1.5時間ごとに、ガソリンを補給して、午前11:00~午後5:00まで、水をくみ上げます。農業用水路の水を、温水田で一度あたためてから、ひめのもち、はえぬき、コシヒカリの田に給水します。

棚田の田を見渡しますと、あちらこちらで、大型コンバインが走っています。湖南の赤津村の田は、今、あきたこまちの刈入れ時であるようです。明日・明後日は、土日になりますので、専業農家の方々だけでなく、兼業農家(プロの農家)の方々の稲刈りもはじまりそうです。

湖南の赤津村で、一番最後に田植えをする、妻の実家の田の稲刈りは、やはり、1か月遅れになります。10月下旬から11月上旬にかけて・・・。稲刈りがすむと、10日ほどぼうがけして天日干しをしますので、脱穀・もみすりをして、玄米を保冷庫に保管するのは11月下旬になります。プロの農家のあきたこまちの収穫が終わったあとも、筆者と妻は1.5か月間、稲の収穫に多忙を極めます。

湖南の赤津村のプロの農家は、1反あたり10~12俵、収穫するようです。しかも、静岡製機の玄米食味分析計で95点をはじきだす、本場秋田のあきたこまちより美味しいそうです。<今年も、コシヒカリ、採れなかったんだべえ? ここらでは反あたり、10~12俵とれねえと、採れたうちには入んねえ! 何? おめえのコシヒカリ、有機無農薬で反あたり6~7俵? そりゃあ、採れたうちには入んねえなあ!要するに、コシヒカリはとれなかったんだべえ?>と、プロの農家は、湖南の赤津村に言いふらしてくれたものですから、筆者と妻は、<懲りねえで、毎年コシヒカリをつくっているバカ農家>との評価がすっかり定着してしまいました。

<バカの一つ覚え>ということわざがありますが、筆者と妻は、文字通り<バカの一つ覚え>・・・、標高550mの湖南高原産、有機・無農薬のコシヒカリを栽培し続けます。棚田の妻の実家の田でつくるあきたこまちは不味いコメにしかなりませんが、同じ田なのにコシヒカリはとても美味しいおコメになります。妻の実家の棚田の田で有機・無農薬で栽培したコシヒカリは、静岡製機の玄米食味分析計で78~83点をとることができます。湖南の赤津村のプロの農家のあきたこまちの95点にははるかに及びませんが、筆者と妻は、それで満足・・・。

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