2022/09/23

中学1年生のときに教えてもらった記憶術・・・

小学校3年生のとき、同級生であった尾崎くん、日本基督教団の牧師になるために神学校に入る前の年まで、ずっと筆者にとっては親友であり続けたひとですが、その尾崎くんから、中学1年生のときに、記憶術を教わったことがあります。

それは、短期記憶術というか、瞬間記憶術、一時記憶・・・。

中間テストや期末テストの直前に、その科目の試験に出そうな言葉をあたまのなかに叩き込む方法・・・。それで、あげることができる点数は、2~3点でしかないのですが、その2~3点で合否が決まるテストもあるわけですから、その短期記憶術というのもあながち無意味ではありません。尾崎くんが教えてくれた短期記憶術の最初は、<「憶えられる」と自分に言い聞かせると、記憶力は増す>というもの・・・。いまでも忘れない短期記憶術は、時間的順序でおぼえなければならないときは、最初にあたま、最後に足と、からだの上から下まで順を追って体の部位と覚えなければならない言葉を連想で結びつけていく<連想の鎖>・・・。64個の言葉を一挙に一時記憶するのは難しいけれども16個の言葉なら、なんとかなりそう・・・。あたま、髪、ひたい、まゆ、目、鼻、耳、口、歯、顎、首、肩、胸、腕、手、指と<連想の鎖>で16個の言語を結びつければいいのですから・・・。

妻は、<あなたのくちから、よく、尾崎くんという名前が出てくるけれど、あなたにとっては、ほんとうにいいおともだちだったのね>と話していました・・・。中学1年生のときに彼からならった記憶術が、75歳を前にした筆者に役立つとは・・・!

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