昨夜、司法省調査課『司法研究 第5輯 報告書4』(昭和2年)をひもといていました。この本は、かろうじて冊子の体裁を保っているものの、少しく乱暴に扱うと各ページが砕けてばらばらになってしまいそうなくらい劣化しています。
この報告書の検事・長谷川寧が、当時の<部落問題>に関する情報をどのように収集・分析・総括したのかを知る上で、貴重な文献です。『警察研究資料第6輯』(昭和2年)もまけずおとらず劣化していますが、こちらはハードカバーですので、まだ読みたいときに自由に読むことができます。
昭和2年当時の、日本政府の官憲の<部落問題>の関する視点・視角・視座を知る上で、両書を合わせ読むことで、日本政府のこの問題に関する方向性、指向性を把握することができます。
その後の経緯は、昭和17年の文部省『国民同和への道』でたどることができます。こちらの冊子も、『司法研究 第5輯 報告書4』(昭和2年)ほどでもないにしても、かなり劣化が進んでいます。
無学歴・無資格、歴史研究・部落史研究の門外漢ではありますが、京都大学大学院を出られた日本文化史研究者の方のアドバイスに従って、できる範囲で、史資料の原典に直接目を通すようにしています。
2022/09/11
夜、司法省調査課『司法研究 第5輯 報告書4』(昭和2年)をひもとく・・・
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