2022/09/22

多数者の中の少数者の立ち位置・・・

多数者と少数者・・・

身をどちらの側に置くかは、ひとそれぞれ・・・。常に、多数者の中に身を置かなければ精神的に安定しない人々は、自らを多数者の中に埋没させてしまうでしょうし、多数者のありようになじまない人々は、かれらと袂を分かって、少数者の生き方を選択することになるでしょう。それぞれの置かれた、歴史的・社会的状況のなかで、ひとはそれぞれ自分の立ち位置を確保していくことになります。

筆者が少数者の側に身を置かなければならなかったのは、

1.こどものころから病弱
2.父母が病弱で貧困
3.クラスで大学進学できなかったのは筆者ひとり
4.高学歴・高資格の牧師たちのなかで、筆者ひとり無学歴・無資格
5.大型農業機械・化学肥料・農薬・除草剤を多用するプロの農家の中で、筆者と妻だけが小型農業機械・有機無農薬栽培
6.豪邸が並ぶ農村で、妻の実家だけがあばら家
7.濃厚な人間関係の世界で、筆者と妻は独立独歩
8.牧師をしている間、部落差別問題との取り組みを強制され、基地問題・反核問題・民族差別問題・天皇制問題・自衛官合祀拒否訴訟・障碍者差別問題・女性差別問題・護憲問題などから排除される
9.筆者の近世幕藩体制下の先祖は、真言宗当山派の住職・修験僧

少数者として、生き抜く力を養ってくださったのは、高校2年生の3学期に出会った、Sweden Covenant Mission の宣教師、グンナル・クリスチャンソン先生とカーリン・アッセルヘード先生・・・。Sweden Covenant Mission も、日本のキリスト教界にあっては、多数者の中の少数者・・・。<対話>による教育を受けたことがあるのは、あとにもさきにもそのときだけ・・・。救世軍の阿部大尉や、日本基督教団の島村亀鶴先生とも少しく<対話>によって教育された経験がありますが・・・。

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