今日、猪苗代町へ買い物にでかけました。午前11:00~午後3:00まで。
冷たい小雨が降っていました。いつも通る農道の左右に広がる、稲刈りあとの田には、数百羽のコハクチョウが落穂ひろいをしていました。その様子から判断しますと、猪苗代湖の周辺で越冬するためにやってきたコハクチョウの群れではなく、渡りの途中、休憩とエネルギー補給のためにやってきたコハクチョウの群れのようです。
なかには、とてもちいさな灰色の幼鳥もいました。妻は、<ちいさいのに、よくここまで頑張って飛んできたわね。元気で、目的地にたどりついてね。>と車窓からコハクチョウに語り掛けていました。
日本列島を北から南へ渡りをしてくる野鳥たちにとって、猪苗代湖は、カッコウの道標であり、休憩地であり、エネルギーの補給地になっているのでしょう。
日本基督教団西中国教区の山口のちいさな教会で牧師をしていたとき、バラスが敷き詰められた駐車跡地を開墾して、庭木を植えたり、野鳥のために小さな森をつくったり、梅・柿・琵琶・栗・ぶどう・ゆずなどの果樹を植えたり、ミニ菜園や、礼拝堂に生ける切花の栽培をしたりしていました。その教会の庭は、渡りをする野鳥たちの飛行ルートの下にあって、いろいろな野鳥を居ながらにして観察することができました。
もっとも珍しい野鳥は、ペリカン・・・。宇部市の常磐公園にいたカッタくんというペリカンがいなくなったと報道されていたころの話しで、ちいさな教会を尋ねてくれたペリカンは、筆者と妻が近づいても逃げ出すことはありませんでした。
2021/11/22
猪苗代湖周辺、渡りをするコハクチョウの休憩地・・・
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