今朝、健康管理をしたあと、『英訳聖書』(NSRV)を通読・・。そのあと、哲学者・ヤスパースの『哲学』(全3巻)の続きを読んでいました。今朝、読んだ箇所は、言論弾圧に関して、ヤスパースが哲学的分析を施し、その限界について言及している箇所でした。
たまたま、偶然にその箇所にさしかかっただけですが、Gooblog の担当者による言論弾圧の直面させられている筆者にとっては、タイムリーな文章でした。その結果はどうなるのか、哲学者・ヤスパースは克明に描写していますが、筆者の gooblog から blogger への移行、新書版『部落学序説』の執筆を、日本語ではなく、まず英語版で出すことの決定、gooblog の担当者の理不尽な対応の分析と結果・・・、哲学者・ヤスパースは、同種の言論弾圧を何度も経験したうえでの『哲学』での言及になったようです。
ヤスパースは生粋のドイツ人・・・。その愛する奥さんは生粋のユダヤ人・・・。ヤスパースは、ドイツ人であることを捨ててユダヤ人になるのでもなく、その愛する奥さんもユダヤ人であることを捨ててドイツ人になるのでもなく、ヤスパースはドイツ人としてユダヤ人のことを考え、その奥さんはユダヤ人としてドイツ人のことを考え続け、相互に愛と信仰と信頼を培いながら、哲学的考察を続けたようです。ヤスパースの『哲学』(全3巻)には、差別・被差別を乗り越えて真実に生きることを追求するふたりの生き方がしみ込んでいるようです。彼らぶたりは、似非ユダヤ人になることも、似非ドイツ人になることも拒否…!お互いの人格の尊厳をお互いに受容して、真実な人間の生き方を追求していったようです。
2021/11/26
言論弾圧に関する哲学者・ヤスパースの言葉・・・
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