年内に, 部落差別関連の書籍・資料の整理をすることにしましょう.
2015年に, インターネットのブログ上で ”部落学序説” を書き下ろし執筆したあと, 京都大学大学院を出られた日本文化史研究者の方からアドバイスを受けて, インターネットの日本の古本屋経由で, 部落差別関連の書籍・資料を買い集めましたが, そのほとんどはまだ目を通していません.
English Writing で ”部落学序説”, ”部落学” を書き直しをするための基本的な史資料としては, 充分です. 無学歴・無資格 (Academic Outsider) の私は, 与えられた時と力の範囲で最善を尽くす以外に方法はありません. 部落史・部落問題の学者・研究者・教育者・運動家が, 怠るか, それとも黙殺してきて課題に対する研究ですから, ”部落学序説” に類似した論文や著作に接する可能性はそんなに多くはありません. ほとんどの部落史・部落問題の学者・研究者・教育者・運動家は, 差別思想 ”賤民史観” を無批判に受け止め, それを前提とした調査・研究ですから, 最初からその取り組みは限界を内包しています. 彼らは, 差別思想 ”賤民史観” を構築して, 突然, その研究や運動の前線から撤退・逃亡して行きましたので, 戦後の部落解放運動が最後に手にしたものは, 差別思想 ”賤民史観” のみ・・・, という悲惨な結果をもたらしました. 元学校同和教育を担当した教師, 多くは引退して教育の現場を離れていますが, 彼らと対話してみればすぐ分かります. 彼らは, いまだに, 後生大事に, 差別思想 ”賤民史観” を抱え込み, その鉄鎖に繋がれているのです. 被差別部落の人々を差別思想 ”賤民史観” という鉄鎖につなぎとめた彼らは, 自分自身をも, その差別思想 ”賤民史観” に隷属させ、学者・研究者・教育者としての良心を自ら踏みにじっているのです.
”部落学序説”の執筆者の私が一番親近感を覚えるのは, ”L'homme domine” の著 Albert Memmi の ”反差別主義” です. ”部落学序説” を書いた後で, Albert Memmi の ”反差別主義” に出会ったのは, 無学歴・無資格 (Academic Outsider) の私にとっては, 想定外の出来事でした.
2023/12/28
年内に, 部落差別関連の書籍・資料の整理・・・
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