2005年に, インターネットのブログ上で, "部落学序説" の描き下ろし執筆をはじめましたが, 非常にデリケートな問題に言及するために, 執筆のための下調べはていねいに行いました. といっても, 無学歴・無資格 (Academic Outsider) の私は, 被差別部落に関する社会学的研究や被差別部落の歴史に関する歴史的研究とは無縁の存在・・・.
それで, 私は, ひとつの主題について, 学者Aの主張と学者Bの主張を比較研究して, 私が肯定できる見解と否定することになる見解を分析・抽出,ひとつの主題について肯定するにも否定するにも, その根拠を明確にするために, 山口県立図書館と徳山市立中央図書館郷土資料室を尋ね, できる限り多くの文献・史資料を調査しました. しかし, 部落解放の運動団体は, 自民党系の同和会, 社会党系の部落解放同盟, 共産党系の全解連, 新左翼系の全国連と, それぞれの理論的根拠と主張は相反する説の坩堝と化していましたから, 部落差別について, 何をどのように主張しても反論にさらされるのは必定・・・. それで, 私のどの主張に対しても, 反論のための文献・史資料を用意しました. そして, 私の見解と類似した研究をされている学者Cの書いた論文をふところに, 部落学序説の執筆をはじめました
"部落学序説" は, 学際的研究です. "部落学序説" を執筆する際に, 情報処理学の思考方法・分析方法を流用したのもそのためです. 2003年に出版された鷲田小彌太著 "分かる使える思考法事典 アイデアを生み出し, 形にする50の技法" は, Visioですべて表現可能です.
鷲田小彌太氏曰く, "本書で紹介する思考法の数々は, そのほとんどがデジタル化可能・・・創造的思考は, 特殊な才能を持っている人にのみ有効な思考法ではなく, 機械化できる,技術化できる, したがって, 誰にでも利用可能である,ということを証明しようとしているのです".
無学歴・無資格 (Academic Outsider) の私が50歳の手習いで, 情報処理技術者試験第二種を受験して1回で合格したのは, 鷲田小彌太著 "分かる使える思考法事典 アイデアを生み出し, 形にする50の技法" を身に着け実践できる能力があると, "国家試験" によって認定されたことをも意味します.
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