お盆はふるさとで・・・.
特に, 農村的地域社会では, お盆は故郷で過ごす人々が多い・・・. 日頃, 故郷から遠く離れた場所で生活していても, お盆には故郷に戻って家族・親類・親族が楽しい交わりの日を過ごす・・・, というのが, 日本人の多くのお盆の過ごし方だと思っていたのですが, どうもそうではないらしい.
特に, 過疎化・高齢化している農村的地域社会では, 年老いた両親が亡くなると, そのあとは空き家になり, 盆や正月にも, その子どもたちが戻ってこない家も少なくないようです.村の中で収入を得る手立てがほとんどない村に, 子どもたちが帰ってきて, 先祖代々の家や農地・山林を引き継ぐひとはほとんどいない・・・.
赤津村のなかで一番ちいさな農家といわれる妻の実家に, 妻と私が帰ってきて, 年金暮らしをしながら,自給用に有機・無農薬でコメと野菜, 果実を栽培しているというのは, 例外中の例外なのかもしれません.
某組合の借地料を地主に現金で手渡す作業も難航・・・. "その方でしたら, もうなくなっていて, むすこさんもむすめさんもお盆にも帰ってきません" とのこと・・・.
妻のふるさと・湖南の赤津村に帰郷・帰農して12年目・・・.集落の風習は大きく変化しています. 新年会の廃止, 忘年会の廃止, 集落の総会の廃止, 長男以外の結婚祝の廃止, 葬儀の家族葬化, 援農支援の有料化・・・. 過疎化・高齢化とともに, 急速に "都市化" が進行していっているようです.
しかとして となりはなにをするひとぞ
ここらのもん とくいのわざはかんしなり
のこりしは おやまのたいしょうおらひとり
かえるなよ ふるさといまはあれすたる
ふるさとは あそびばなしよのうやくさんぷ
2024/08/11
判断が甘かった・・・
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