2024/08/31

"ある地域が部落かどうか見分ける方法"・・・?

    Youtubeで, "ある地域が部落かどうか見分ける方法" という動画を数回閲覧しました. メモを取りながら, その方法を分析していったのですが, この動画を見て,ほんとうに, "ある地域がどうか見分ける" ことができるのでしょうか・・・? 

    神奈川県人権啓発センター作成の動画であるようですが, 

    視聴者:ある地域が部落かどうか見分ける方法はありますか? 
    研究者:ある地域が部落かどうか知りたいの? いいですよ, 教えてあげましょう. 学問として調べるなら・・・.

    なにとなく, そんなニュアンスの情報提供であるようです. 無学歴・無資格 (Academic Outsider), 部落史研究の門外漢である私の目からみても, この動画が教えてくれる方法では, 被差別部落にたどりつくことは出来ません. なぜなら, 調査の各段階において道しるべを設置, "右に行かないで左に行きなさい.右に行ってもたどりつくことはできませんよ. いくつも落とし穴がありますから. それを避けるために左に行けばいいのですが, いい案内人がいるので紹介しましょう・・・" と言葉巧みに視聴者を誘導, 迷路に誘い込んで, 迷いに迷よわせたあげく, 目的地にたどりつかせないで, 迷路の脇の出口から放り出してしまうような, おとなになりきっていない差別者に, "迷路あそび" を提供しているに過ぎないようです.

    
"全国部落調査" (1936,財団法人中央融和事業協会刊行) のネット上での公開をめぐって裁判闘争まで発展した事件は,  部落解放運動内部の部落解放同盟と神奈川県人権啓発センターとのマッチポンプ形式の連携をとった部落差別事件の捏造であったようです.

    被差別部落の地名と人名については, Bloger上の "部落学序説" の関連文章を読んでいただければすぐ分かるのですが, 被差別部落の地名と人名の取り扱いについては, "部落学序説" の著者である吉田向学のそれと,  "全国部落調査" を複製・改訂して公開した神奈川県人権啓発センターのそれとでは,まったくの正反対・・・政府の法務局の担当者と, Gooブログの担当者の方が, 吉田向学と神奈川県人権啓発センターを同一視して, "部落学序説" とその関連ブログ群を閲覧禁止・削除処分に付したのは, "言論の自由" の弾圧, 権力の恣意的な横暴以外の何物でもありません

    Gooブログ上の "部落学序説" が閲覧禁止・削除処分を通告されたのを契機に, "部落学序説" とその関連ブログ群を Googleのブログ, BBlogerに移動, "部落学序説" とその関連ブログ群のすべての文章を "部落学序説" (データベース)として再掲しました. その一部, 

    第10章 被差別部落の地名とタブー
     1.
はじめに
     2.「地名」とは何なのか
     3.山口県地名総覧と被差別部落
     4.野本民俗学から見た「地名」
 
だけでも読んでいただければ,  "部落学序説" の著者である吉田向学が言わんとしていることが如実に理解することができます. 無学歴・無資格 (Academic Outsider) の私は, 部落解放同盟中央本部やその "傘下" にある日本基督教団部落解放センターにも, 神奈川県人権啓発センターにも連動したり, 徒党を組んだりしていはいないのです.  

    "部落学序説" とその関連ブログ群の著者である私は, 日本基督教団の一牧師として, 山口同宗連の結成に賛同した山口同宗連の一人として, 同対審答申のいう "国民的課題" という言葉を信じて,  一国民として, 部落差別完全解消を願って発言しているのです. 法務局もGooブログ事務局も, "どこの組にも属していない一匹オオカミ" の私が潰しやすいから潰して, 新法成立の成果を標榜するための人身御供として閲覧禁止・削除処分にしてきたのでしょう.

    いまにはじまったことではなく, 昔から, 定年退職した小学校・中学校教師が, 人生の晩年の趣味として被差別部落のことを研究しようとする傾向はたぶんにありました.  
神奈川県人権啓発センターの一連の取り組みは, そのような人々の火に油を注ぐようなものだったと思われます. しかし, 成功して大火事になってはこまるので, 火消しにやっきになっている・・・. それが,巧妙にしかけられた, Youtubeの動画, "ある地域が部落かどうか見分ける方法" ・・・.
     

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