2024/08/11

妻も私も違和感を覚える・・・

    今日見た, テレビの, 自閉症に関するドキュメンタリー・・・

    妻も私も違和感を覚えました.もし, わたしたちのこどもが自閉症であったとしても, 臨床心理士・奥田健次の経営する幼稚園や小学校に私達のこどもを入学させるかどうかといいますと, たぶん入学させないでしょう.

    小児自閉症が, 言語を用いたコミュニケーション障害だとしますと, 妻も私も, 自閉症のこどもとコミュニケーションをとるためにいろいろ試行錯誤を繰り返したことでしょう. ロシアの精神医学を背景にしたと思われる治療法は, 聖書信仰を生きている妻と私には馴染みません. 人間を条件反射で一定方向に導くのは, "洗脳" そのものだからです. 大切なのは, "洗脳" ではなく, ひととひととの "対話" です. 人間は, "神のかたちにつくられた" 存在なのですから, 基本的・本質的には "対話" ができる存在です.

    娘が, 国立福島大学に合格して, 私と妻のもとから旅立つとき, 娘は, このように語りかけてきました. "おとうさん, 最後に教えて・・・. もし, 私が, 他の牧師や信徒の方がいうように, 自閉児だったとしたら, おとうさんは私をどのように育てたの?" それで, 私は, 小児自閉症とはなにかを説明したあと, 私の親としての教育方針を話しました. そのとき娘は, "それなら私も納得できる・・・, おとうさんとおかあさんの娘として生まれてきてよかった・・・" と話していました.

    こころの病気は心でしか治せない・・・.
    ことばの病気は言葉でしか治せない・・・.  
    自立して生きていけるように職業技術を身に着けさせる・・・.
    失われた力を悲しむのではなく, 残された力を感謝し, それを活かすことができる人となることができるよう, 神さまに祈り求める・・・
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