今朝は、起きたとき部屋が冷えていました。雨戸をあけると、春の小雪がちらついていました。妻は、日本海の方から吹き込んでくる雪だといいます。筆者がつくった『湖南賛歌』の一節・・・。
春の淡雪 はかなくて
積もっては消える ねこやなぎ
頬をなでる 風さえも
肌のぬくもり あたたかや
苗代たねまく 時がきて
雪消す音は ガチャガチャと
シャベルの音が こだまする
そりで運ばれ 水の中
まいたたねもみ 芽を出して
一寸くらいに 突き出ると
うめやスモモの 花も咲き
ウグイス・フクロウ 鳴きはじめ・・・
妻のふるさと・湖南では、苗代田で育苗する農家の姿を見ることはできません。妻の実家の苗代田も、今では田畑転換して、国道294号線のバイパス工事で、解体・撤去・移転になった無加温の簡易温室を移築しています。今年は、苗代田の周囲に電気柵をはりめぐらして、イノシシ対策を行った上で、空いた場所にサツマイモを栽培します。数年前、イノシシによってサツマイモを全滅させられたことがありますので・・・。妻の実家の棚田や段々畑の田畑ではまだウグイスの鳴き声を聞くことはできませんが、夜、フクロウの鳴き声が聞こえてきます。じわじわと春らしくなっていくこのごろです。
0 件のコメント:
コメントを投稿