ヤスパース著『哲学』(全3巻)の精読をしていますが、あと117ページ・・・。全部精読し終えるのに、何か月かかるやら・・・。最近読んだ個所にこんな言葉がありました。
<私が暗号を解読するのは、
私が自然の一定の領分において
いろいろの一日中の時刻や
一年中の季節における
またあらゆる天候の下での領分(特有)の
自然の生活を
自分の諸々の活動を通じて熟知する場合である。
ただこのようにしてのみ私は
自分の生活に
私がこの場所柄としてのその生活と交際することによって、
蔽われるのである。
私の諸々の観察と催し事は
——これらは自然と共にあるこの存在において
何ら挿入された他者なしに、
何の規律もきまった仕掛けもなしに
為され、かつ経験されるのであるが、
私を人間世界から浮き出させる・・・>。
筆者の農法は、実存哲学的自然・農法・・・。哲学者ヤスパースが『哲学』(全3巻)で言及している<自然>と<農>の関係は、当時のドイツをはじめとするヨーロッパ諸国の<自然>と<農>のかかわりがどのように反映されているのか、また、批判されているのか、布浦芳郎著『世界食糧戦』の記事が参考になりそうです。
2022/05/26
筆者の農法は、実存哲学的自然・農法・・・
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