2022/05/28

認知症になると、コメつくりは不可能・・・

コメつくりは、<知識集約型産業>・・・。

播種してから8か月間、ほとんど毎日、コメつくりに関する作業がまっています。1日1つの農作業をすると仮定しても、約240の作業をしなければなりません。しかも、稲の成長具合をみながら、その時々適切な作業をする必要があります。順序正しく・・・。

妻の実家のおかあさんは、長い間認知症と診断されて治療を受けていましたが、認知症になると、一生コメと野菜を栽培してきたプロの農家でさへ、コメと野菜のつくり方を忘れて、栽培することが不可能になってきます。もちろん、農村的地域社会においては、他の農家がしていることを見て、同じことをしたり、農協の指導とおりにしていけば、コメや野菜が栽培可能ですので、認知症になりかけても、コメや野菜が栽培できるかもしれません。しかし、そのひとつでも見逃したり、判断ミスをおかしたり、模倣に失敗しますと、コメや野菜の栽培が即頓挫してしまいます。

そういう意味では、筆者と妻が、有機・無農薬栽培でコメや野菜を栽培することができるということは、まだ<認知症>になっていない・・・、ということのしるしであるかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿

"あんたとは話にならない・・・"

    夕方,湖南の赤津村の某組合の会計監査をしていた人がやってきました.     A:話があるんだけれど, 世の中の常識では・・・     私:世の中の常識・・・? あんたのいうことはまともに受け止めることはできねえ! あんた, 某組合の会計監査をしていたとき,ウソの監査をした...