2023/06/25

ふと頭の中を過ぎったロシアの対ウクライナ戦略・・・

    ロシアによるウクライナ侵略戦争が始まって以来、妻と私は夜8:00~9:00まではテレビの報道番組で、ロシアによるウクライナ侵略戦争の状況を確認しています。

    今日、ロシア国内での準軍事組織ワグネルの<反乱>に関する報道がなされています。 報道は一斉にロシア大統領プーチンの権力弱体化がその<反乱>の背景にあると<宣伝>しているようですが、私は、なにとなく違和感を覚えます。

    ロシア軍をひきいるロシア大統領プーチンは、ウクライナの東部・南部戦線におけるウクライナ軍の戦力を弱体化させるために、ロシア軍をウクライナの北方ベラルーシへ軍隊を進軍させたいと思っているけれど、現在のロシア正規軍にはその軍事的ゆとりはなく、ロシア大統領プーチンが思いついたのは、盟友であるワグネルのトップ・プリゴジンの数万の軍隊をベラルーシに派遣し、ベラルーシから再度ウクライナの首都キーウを攻撃するための画策として、今回の<ロシア国内での準軍事組織ワグネルの反乱>劇を演出したのではないか・・・。 ワグネル数万の軍隊をさしたる反対もなく、東南部のウクライナ軍を背後の北部から攻撃するために移動できる・・・。

    <敵の敵は味方>という発想はとても危険で、<敵の敵も敵>である可能性を留保する必要があると思われます。 ウクライナの大統領ゼレンスキーは、ロシア内部の<反乱>劇に左右されることなく冷静に判断してロシアの侵略戦争によってロシア軍によって占領されたウクライナの領土とウクライナ国民を取り戻してほしいとこころから願っています。

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