2024/02/19

朝6:00-8:00 ”英訳聖書” (NEB) の通読・・・

    最近は, 朝, 6:00-8:00 ”英訳聖書” (NEB) の通読することが多くなりました. 

    最近は, 英文を読んでそのまま理解できるようになっているのですが, 時々, 知らない英単語や表現に遭遇しますと, 途端に日本語で考えるようになります. 問題解決も英語でこなすことができるようになるには, まだまだ英語の習練が必要であるようです.

    今日読んだ聖書の箇所には, 教会の中に二分法をもちこむことへの批判が記されていました. 主イエス・キリストの教会の中に, 富める者と貧しき者, 学歴のある者と無学歴の者, 社会的地位のある者とない者, 武士階級出身者と百姓, 学閥・派閥のある者
とない者等との間の葛藤・・・. 持てる者による持たざる者への排除・疎外・差別・抑圧・・・, それは今に始まったことではなく, 初代教会がその福音宣教の中にあって直面した問題でもあるようです. 

    私は, ないないづくしの信徒であり, 牧師であったのですが, パウロのような説教者にであったことはほとんどありませんでした. ほとんど・・・, というのは, 聖書の信仰に立脚している何人もの牧師・信徒の方々に出会ったことがありますので・・・. ただ, そういう牧師・信徒は例外中の例外・・・. 

    私が牧師をしていた日本基督教団西中国教区のちいさな教会役員会から副業をもつことを求められ, データベースシステムエンジニアや情報処理技術者試験 (シスアドと第二種: COBOLで受験) の資格をとって情報処理関連の仕事に従事してきましたが, あくまで, 教会役員会が許容する範囲において・・・. 山口県立東部高等産業技術学校や女性就業センターでパソコンの資格取得講座の講師をするようになったのは, 教会役員会の承認と推奨によるものでした. "副業をもつ牧師は, 私たちの仲間ではない. 信徒伝道者に過ぎない. " として, 牧師会から排除されることになりましたが, 信徒伝道者でも伝道者は伝道者, 日本基督教団の牧師としての職務をまっとうすることになりました. 使徒パウロの生き方に共感を覚える日々でした.

    日本基督教団の隠退牧師になった今は, "帰農" して, 東北福島の, 妻のふるさと湖南の赤津村で, 有機・無農薬栽培で自給用のコメと野菜を栽培, 積雪期の冬には読書三昧の日々を過ごしています.  教会を離れるとき, 教会役員会や信徒・求道者の方々の要望で, 宗教法人のその教会を解散して, 退職金を放棄, 教会の資産すべてを, 東日本大震災の被災にあった東北の諸教会の再建に使ってほしいと日本基督教団にささげました. 土地を安く買いたたかれたようで、諸費用をのぞいた額は1,800万に終わったようです. 教会役員のひとりは, "吉田先生が, 前任者が自害した教会を30年間に渡って維持し, 最後は退職金を放棄して, この教会を去ることは, 吉田先生が主から派遣された牧師としてこの教会を支えてこられた証しですから・・・. 私たちは, 吉田先生と奥様の老後は, 主なる神さまが守ってくださると信じています. 希望なき教会で, 主なる神さまは30年間も支えて下さったのですから・・・" と話していました. その祈りに支えられて, 今年で, 帰郷・帰農後12年目を迎えます. 

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