2024/02/12

人生最後の通読に挑戦するのは3冊・・・

    来年の事を言えば鬼が笑う・・・

    それなのに, 私の人生最後の通読に挑戦する本を3冊列挙するのは, 物笑いの対象にされるどころか, 無学歴・無資格 (Academic Outsider) の私の身の程知らずの単なる願望に過ぎないと罵倒されるのが落ちですが, 日本基督教団の牧師になる前に通読するのではなく, 隠退後しばらくたってから通読するのは, ほとんど意味のないことかもしれません. 現役のときは, 説教のために役立ちますが, 隠退後には, 妻と私の信仰の養いになるだけ・・・. 

    Gerhard Kittel 編 "Theological Dictionary of The New Testament" (全巻
)
    Karl Barth 編 "Church Dogmatics" (全巻)
    聖書原典 (旧約:ヘブル語聖書, 新約:ギリシャ語聖書)

    日本基督教団西中国教区の牧師をしていたとき, 部落差別問題に関わらないで, 牧師の職務, 狭義の伝道と牧会だけに従事していたら、この3冊の通読は完了していたかもしれません. しかし, 私が派遣された教会は, 前任者が自害した教会で, しかも教会員の半数が被差別部落の関係者という伝道と牧会に困難を抱えていた教会で, 牧師として宣教の課題を果たすためにも, 部落差別問題に関わらざるを得ませんでした. 西中国教区の牧師たちからも排除・疎外されて牧師の職務を遂行していたのですが, 上の3冊を読んで, 説教の準備をしているときは, 私にとってはとてもしあわせな時間でした. 富士見町教会の牧師で, 鶴川学院の理事長をされていた島村亀鶴先生から, 島村亀鶴流説教の作り方を伝授されました. その作り方, 他の牧師には同じことを伝授されてはいないようなので, "秘伝" の伝授だったのかもしれません. 

    これから, Amazonで購入する本は, 新しいバージョンの聖書原典 (旧約:ヘブル語聖書, 新約:ギリシャ語聖書)・・・. 中学1年生のときに出会ったのは "口語訳新約聖書", 人生の最後は 聖書原典 (旧約:ヘブル語聖書, 新約:ギリシャ語聖書) で締めくくり・・・. 

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