弟の姻族から, そして今回は姉の姻族から・・・

    私の母が亡くなったとき, 喪主をつとめた弟の姻族から, そして今回は, 私の姉の姻族から, "絶交" を突き付けられました. 

    理由はいろいろあるのでしょうが, その最たる理由は, 私が母や姉のために出した香典の少なさ・・・. 長男のくせに, 弟のくせに, なんでそのつとめをまっとうしないのか, 香典が少ないのは薄情な証拠といって, 言葉を荒げて非難されましたが, それ以来, 弟夫婦とのやりとりはなし・・・. 今回は, 姉の姻族からの激しい抗議・・・. "義母から, おとうとのあんたは, 福島の大きな教会の牧師をしていると聞かされていたのに, 一周忌にもでないし, 香典も少ししか寄越さない. あなたの人間性を疑っている・・・" との激しい口調で非難されましたが, "姉が話していたことは事実と違います. 私が牧師をしていたのは, 山口の一番ちいさな教会で, 福島に住むようになったのは, 原発事故と放射能汚染でショックを受けた, 東海村の原発につとめていたことがある, 妻のおとうさんが急性心不全で亡くなって, あとに残された妻のおかあさんも認知症になりかけていましたので, 2013年に日本基督教団の隠退牧師になり, 東北福島の妻の実家に戻って, 年金が少ないので, 有機・無農薬栽培でコメと野菜を自給用に栽培しながら田舎暮らしをしています・・・" と弁明したのですが, "義母から聞かされていることと話が違う！ 嘘を言って言い訳をするんじゃやない！" と手紙だけでなく電話でも激怒されていました. 私がほんとうのことを言っているのか, 嘘を言っているのか, "確認のために近々福島へ行く・・・", とのこと. 

    私は, 姉の姻族の方と話をしたあと、どっと疲れが出てきました. 岡山のいもうとに電話すると, "お兄ちゃん, 気にすることないわよ. その人, 姉の一周忌におにいちゃんがでなかったと批難しているけれど, その人も出てなかったわよ！年をとると, みんなあたまの働きが弱くなって, 好き勝手なことをいうようになるから・・・" と話していました. "絶交する, しないと言わなくても, 姉の一周忌に出たのが, 姉の姻族との最後の接触になるのですから・・・"

    妻は, 電話で話をしているのを聞いて, "あなたが, あんな話し方, 理詰めで説得するときは, 相当怒っているときよね. おねえさんの一周忌におくった御花料は, 決して少なくないわよ. あんたのお姉さんの姻族は, 会社の社長や起業家ばかりなのでしょうから, あなたや私とは, 住む世界が違うのよ・・・. " と私に語りかけてきましたが・・・.