2024/02/12

今朝は快晴・・・

    今朝は快晴・・・

    真っ白な雪原が広がる, 妻のふるさと・湖南の赤津村は, 陽の光に輝いています. 湖南の赤津村の大きな農家の家にも, 村の中で一番知さな農家といわれる, 妻の実家の家にも, 分け隔てなく陽の光が降り注いでいます. 昨日は, 建国記念日のために玄関に掲げていた日の丸の旗に一日粉雪が降り注いでいましたが・・・. 

    日本は, 戦後, 核家族化が進行しましたが, 家族の生活単位は夫婦ふたりの生活が原則になりました. 日本の年金制度も, それまでの夫婦ふたりの生活と暮らしが反映され, それまでどのような生き方をしてきたのかが大きく影響します. つまり, 年金暮らしは, 夫婦ふたりの生活と暮らしのための最低限の暮らしが保証されているにすぎません. 

    民法の規定では, 祖父母・父母・兄弟について相互扶助義務というのが前提されていましたが, 旧民法の "家" 概念が崩壊, 夫婦単位の家族が一般的になり, その変遷を補うために社会福祉制度 (国民健康保険制度や年金制度) が拡充されました. 

    兄弟・姉妹といっても, 生活と暮らしはそれぞれなので, 自己責任のもとでそれを維持していかなければなりません. 生涯, 清貧暮らしで日本基督教団の牧師をしてきた私と妻は, 年金暮らしに入っても, その清貧暮らしを維持しています. "歳をとったのだから, 引退したのだから, 少しは贅沢をしても罰が当たらない。それまでできなかった、国内・国外旅行をして人生を謳歌しよう" などとは, 妻も私も夢にも思ったことはありません. 妻の実家のおとうさんが残してくれた田畑4.6反と8反の雑木林で, "働からざる者食うべからず" という聖書の教えに従って, 日々百姓暮らしを続けています. 年金暮らし&百姓暮らしで, 主なる神さまに日々の糧を与えたまえと祈り, 祈りが聞かれたことを感謝する日々を過ごしています. 

    年金暮らしの問題点は, 妻と私の5~10倍の収入があったことで, 引退後も, 同じ生活と暮らしを維持しようとするところに発生します. 引退後に, 人生の生活と暮らしをダウンサイジングできないと, どんなにたくわえがあっても, 速やかに経済的破綻が忍び寄ってきます. 贅沢をして飽食になれると糖尿病や高血圧症の成人病を患い, ますます経済的破綻に自らを陥れて行きます. そのとき, 民法の規定,  家族の "相互扶助" を持ち出しても, ほとんど意味がありません. もう民法の規定が想定していた社会・経済・制度の状態とはなくなっていますので・・・.   

    仏教的な表現でいえば, よくもわるくも, "自業自得" なのです. 悪循環の "自業自得" を退けて, 良い循環の "自業自得" を獲得するような生き方をしなければなりませんね・・・. 

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