2022/02/09

緑なすはこべは萌えず、若草も敷くによしなし・・・

今日は晴れ・・・。風もなく温かい一日・・・。

それで、筆者、かんじきを装着して、庭の雪の上を歩いてみました。20cmほど沈むだけで、雪の上を快適に歩くことができました。それで、筆者、ひとりで、妻の実家の棚田の田の育苗用ハウスに行って、その南側の除雪作業をすることにしました。この前の大雪の時は、育苗用ハウスの屋根の上にも40cmほど積雪していたのですが、地面から雪の深さは3mに達します。今日は、南側の雪を深さ80cm程度までに除雪作業をすることができました。しかし、2時間を過ぎると、筆者の関節障害のある右手の握力がなくなり、作業ができなくなりましたので、中断して帰りました。

帰る前に、育苗用ハウスの中に入ってみたのですが、最高最低温度計は、最高18°C、最低零下12°Cをさしていました。育苗用ハウスの中は、雪が吹き込んでいる箇所はひとつもなく、背丈の小さな緑のじゅうたんになっていました。しかも、はこべがちいさな白い花を咲かせていました。島崎藤村の<千曲川旅情の歌>に出てくる、

<緑なすはこべは萌えず
若草も敷くによしなし
白銀のふすまの岡辺
日にとけて淡雪ながる・・・>

の一節を思い出しました。枝に雪をいただいた雑木林の中から、いろいろな野鳥に鳴き声がしていました。もう春の訪れの胎動が始まっているのかもしれません。

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