午後、世界地図を開いて、いろいろ考えていました。また、北朝鮮がミサイルを発射したようですが、ウクライナとロシアが戦争をしているときに、北朝鮮が日本に対して威嚇するようなミサイルを発射するとは・・・。
地図でおおざっぱに確認しますと、東京・札幌間と東京・福岡間はほぼ同じ距離・・・。東京・沖縄間の距離は1,500km・・・。東京・与那国間の距離は2,000km・・・。東京起点ではなく、鹿児島を起点にすると、2,000kmの範囲に、中国・北朝鮮・韓国・ロシアの主要都市・軍事施設がすっぽり入ってしまいます。
中国・ロシア・北朝鮮は、すでに中距離弾道ミサイルを配置、日本を標的にしているといわれます。日本は、日本がミサイルで攻撃されたとき、攻撃した場所を攻撃するカウンタ攻撃の能力を構築しようとしています。それが、射程2,000kmの日本版トマホークの開発と配置・・・。
その地図を、ウクライナ・ロシアに二重写しにしますと、モスクワとウクライナの首都キエフ間の距離は、東京・平壌間の距離と同じ・・・。現在のところ、日本は、平壌から東京を攻撃されても、平壌の基地に反撃するミサイルを持っていない・・・。そのため、北朝鮮のミサイルにいつも危機感を抱いている・・・。ウクライナがNATOに加盟して、NATOのミサイルを配置すると、モスクワは、平壌からのミサイルで東京が攻撃されることに危機感を持っている日本と同じ危機感に直面させられることになります。ウクライナがNATOに加盟すると、ロシアは、ロシアの西側の国境をベラルーシをのぞいてすべてNATOに接することになります。ロシアは、そういう意味では、ウクライナのNATO加盟に危機感を抱いて、今回の対ウクライナ戦争に踏み切ったのでしょう。ロシアは、ウクライナに対して領土的野心を持っていないと発言していましたが、ロシアのウクライナ侵攻はまったくの領土的野心に基づくウクライナの全面的占領と支配が目的・・・。米ロの間の条約を無視して、射程距離2,000kmの中距離弾道ミサイルを開発・配置したロシアは、アメリカが中距離弾道ミサイルを開発して配置すると宣言していることに危機感を抱いて、ウクライナのNATO加盟を阻止しようとしたのでしょう。ロシアは、ロシアが自分でしていることを、NATOがすることが許せない・・・。ロシアは、<兄弟国>ウクライナに対して、文字通り、Power Harassment をしかけたことになります。Power Harassment でもって、<兄弟国>に戦争をしかけると、<兄弟関係>は即破綻し、再び<兄弟関係>に戻ることはないと、ロシアは考えなかったのでしょうか・・・? ロシアは、Anachronism 的な発想で、ウクライナを腕力(軍事力)で屈服させようとしていますが、ウクライナは、そんな暴力(軍事力)に屈服することはないでしょう。
今夜インターネットで見た写真。妻が飼っている黒猫黒兵衛そっくり。
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