妻のふるさと・湖南の赤津村に帰郷・機能後、筆者が描いていた百姓暮らしの青写真のなかなかで、妻が猛烈に反対して、実現できなかったものに、養鶏とインゲン栽培農家になること、があります。
養鶏は、動物性タンパク源としてたまごをとるためです。インゲンは、妻の実家の農機具の小屋の黒板に、妻の実家のおとうさんが脳梗塞で倒れた年の農作業の計画が白墨で記されていたので、妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農した際には、インゲン栽培農家としてスタートしようと思っていたのですが、JA湖南から、組合員(正組合員・準組合員)になることを拒否され、JA湖南ルートで、収穫した米やインゲンを出荷することができなくなりました。妻は、子供の頃のインゲンの出荷のために苦労した日々のことを思い出して、<この歳になって、同じ苦労をしたくありません。楽しみながら、自給自足用に、有機・無農薬栽培でお米と野菜をつくっていきます>といいますので、インゲンも、自給自足用に有機・無農薬で栽培することになりました。
養鶏の産物であるたまごは、スーパーで良質のたまごを購入することにしました。鶏糞を発酵鶏糞にして、妻の実家の棚田の堆肥にする計画も断念、ホームセンターや援農ショップ・グラントマトで市販の発酵鶏糞を堆肥として使用することにしました。妻の実家の棚田の田で、コシヒカリ、はえぬき、ヒメノモチの栽培をするときの肥料は、発酵鶏糞のみです。反あたり2kgの窒素量に相当する発酵鶏糞を散布します。
養鶏とインゲン栽培農家になることはできませんでしたが、そのほかは、すべて順調・・・。妻のふるさと・湖南は、有機・無農薬栽培で米と野菜を栽培するのにふさわしいところです。ここらのもんでね、よそもんでしかない、しかも素人百姓の筆者と妻でも、有機無農薬栽培で、コシヒカリとトマト、備中レンコンなどを栽培することができるのですから・・・。
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