昨夜、ページをめくっていた、検事・長谷川寧著『水平運動並に之に関する犯罪の研究』(昭和2年12月に司法省調査課『司法研究』第5輯報告書集4所収)・・・、当時の<官憲>側が、部落差別問題について、どのように理解・認識していたのか、知るてがかりになります。この本は、残念ながら、国立国会図書館デジタルコレクションでは閲覧することができません。筆者が蔵書しているものは、東京都労働資料センターの廃棄本として明記されたもので、インターネットの日本の古本屋経由で入手しました。
無学歴・無資格、部落史研究の門外漢である筆者の関心は、検事・長谷川寧が、部落差別問題についてどのような先入観、前理解を持ち、どのような資料・調査をもとに、どのような<解放理論>を提示しようとしているのかという点にあります。取り締まる側の検事と、取り締まられる側の左翼思想家とのやりとりのなかで、検事・長谷川寧が、当時の穢多・非人の末裔にどのように向き合って、問題解決を指向しようとしたのか、その思考のあとをたどることができるかもしれないという期待を持って、精読することにしました。
2022/09/07
検事の部落差別問題に関する理解度・・・
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