2022/09/08

午後0:00~3:00、書庫の整理・・・

午後0:00~3:00、書庫の整理をしました。といっても、ほんのわずかですが・・・。筆者の蔵書は、史資料集と研究論文集ばかりですから、ノンフィクションばかり・・・。フィクションは、数えるばかりしかありません。

筆者、高校1年生のときは、いろいろな小説家の小説、たとえば、夏目漱石、太宰治、芥川龍之介、樋口一葉、森鴎外、国木田独歩、坂口安吾、北村透谷などを読み漁りましたが、島崎藤村の<自然文学>に触れたとき、筆者の読書傾向が変わり、フィクションの世界からノンフィクションの世界へ、文学から哲学の世界へ移行することになりました。そして、それ以来、筆者、ほとんど小説らしきものは読んでいません。芥川賞とか直木賞とか、文学新人賞とか、受賞作品には関心なく、ほとんど読んだことがありません。

例外的に、戦後の作家で筆者が読んだことがあるのは、丸山健二だけ・・・。無学歴・無資格、文学とは無縁の筆者の乾燥ですから、的を得ているかどうかはわかりませんが、丸山健二は、<自然主義文学>の流れをくむ作家・・・。<現実>の世界が<虚構>の世界となり、<虚構>の世界が<現実>となって、逆転してしまった現代社会において<自然主義文学>の精神がどこまで命脈を保つことができるかどうかはわかりませんが・・・。

筆者の蔵書の大半は、29歳のとき、日本基督教団の牧師になるために農村伝道神学校に入るとき、神学校にもっていった本は、『聖書』、『聖書講座』、『教義学講座』、『福音主義神学入門』『アガペーとエロース』、『万葉集』、『方丈記』、『西洋紀聞』、『ファウスト』、『アミエルの日記』、人文書院『講座哲学大系』、岩波『日本思想大系』のみ・・・。現在所有している蔵書の大半は、29歳以降、今日までに入手したものです。

今回の書庫整理の目的は、『部落学』執筆のための史資料と、筆者の祖父・吉田永學の先祖、信州栗田村の、真言宗当山派の伊勢神宮の神宮寺であった世義寺の末寺、栗田村の太子堂である観聖寺の歴史を知るために参考になる史資料の抽出です。

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