私は現在75歳、後期高齢期に入った今年、郡山市から老人の日の記念品が郵送されてきました。
前期高齢期・後期高齢期というのは、人間の自然の老化を反映したものではなく、国や地方行政の用語として登場してきたものです。 ひとの老化のすすみ具合はひとそれぞれ・・・。 妻のふるさと・湖南の赤津村の集落は現在11軒ですが、団塊世代を中心に前後5年の範囲の住人が圧倒的に多い・・・。
湖南の赤津村は純然たる農村的地域社会で、1軒をのぞいて他のすべては農家であるとか・・・。 その1軒というのは、妻の実家のことで、保有している農地は4.6反で農家であるための最低条件5.0反未満なので、湖南農協の組合員になることも拒否され、湖南農協とは無関係に、湖南に帰郷・帰農後、標高550mの湖南高原の棚田と段々畑で、有機・無農薬で自給用にコメと野菜を栽培してきました。
妻は、<来年、どうするの? お米の栽培面積を減らすの? >と問いかけてきますので、私は、<来年も、いままで通りの広さでコメをつくる。 わずか2.4反だから・・・>といいますと、妻は、<そうよね、わたしたちがつくるお米、美味しいって食べてくれる孫がいるんですものね、できるだけ、がんばって、孫のためにお米と野菜をつくらなくっちゃ・・・>と話していました。
しかし、湖南に帰郷・帰農して今年で11年目、体力の低下は否定することはできません。 農作業のための体力の低下だけでなく、読書するときの読書速度も解釈能力も低下してきていることは否定できません。
集落11軒のうち、いまでもコメを栽培しているのはプロの農家1軒と<非農家>の妻の実家だけ・・・。 妻も私も若い時から近視なので、年老いて老眼鏡をかけなくても本を読むことができます。 軽トラを運転している女性もわずか数人・・・。 この10年間、病気らしい病気はしたことがありませんし、性病の遺伝子が組み込まれた武漢ウイルスに対して、性病予防に準ずる予防対策をしています。 妻も私もワクチンを打っていませんが、妻は、<打たなくて正解かもしれないわよ>と話しています。 <これからも、感染予防を徹底しなければ・・・>と初心に立ち戻っています。
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