吉田農園の農園主である妻は、<湖南のプロの農家の稲作情報は必要ありません・・・>といいます。
化学肥料・農薬・除草剤と大型農業機械を多用して行う<従来型>のコメつくりと、<伝統的>な有機・無農薬栽培でのコメつくりと、まったく別の栽培方法ですから、<従来型>のコメつくりに関する情報は、農書300冊を読むだけで十分です。
2013年4月に、妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農したとき、すでにプロの農家の間で、<吉田にコメつくりは教えない。 湖南農協の組合員にもさせない。 コメつくりに必要な資材(種もみと肥料)は提供しない>という取り決めがなされていたとか・・・。 その取り決め通り、妻と私のコメ作りに関して、湖南のプロの農家の指導を受けたことは一度もありませんでした。 すべて、農書300冊を読んでのコメつくり・・・。
湖南の赤津村のプロの農家が使用している化学肥料は、とても便利です。 肥料を効かせたいときに効かすことができるのですから・・・。 しかし、有機肥料の場合は、いつどのようにして肥料の効果がでるのか、把握することがほとんどできません。 試行錯誤を繰り返しながら、その散布時期・散布量を決めることになります。 それに、肥料を散布する前の田のチッソ・リン酸・カリの量を測定して、散布量を決める必要があります。 田の地理的条件、水・日照時間・土壌・地形などによっても調整が必要になります。・・・つまり、有機・無農薬栽培でのコメつくりは、それぞれの田にそれぞれの栽培法があるということです。 ある田で有機・無農薬栽培でコシヒカリが栽培できても、その近くの田でも有機・無農薬栽培でコシヒカリが栽培できるという保証はありません。
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