2024/05/17

牧師になったけれど嫌いなものは "宗教"・・・

    私は日本基督教団の隠退牧師としてその老後を, 妻のふるさと・湖南で, 自給用に有機・無農薬でコメと野菜を栽培しながら妻とふたりで過ごしていますが, 私が嫌いなもののひとつに "宗教" があります. 

    中学1年生のときに, 父から新約聖書を譲り受け, 毎日読み始めましたが, その父の生き方を見て, 私はすっかり "宗教嫌い" になってしまいました. いろいろな宗教を転々とする父は, 私にとっては, "反面教師" 以外のなにものでもありませんでした. それにひきかえ、母は, 一神教のように, 真言宗の開祖 "弘法大師" を崇拝していました. ものごころついてから小学6年生まで多神教の世界に置かれてきた私は, "偽りの宗教" と "真の宗教" とを区別し見極める感性を身に付けて行きました. 真実か虚偽かの判断基準は, 聖書のことばそのものでした. キリスト教とは何の関係もない世界に身を置きながら, 父から譲り受けた新約聖書を読んで, 真実の神に出会うことになったのです. 

    多くのクリスチャンたちから, "どこの馬の骨かわからない" と評される私は, 生粋の聖書信仰でこれまで生かされてきたのです. 同信の妻を主から与えられて・・・. 単なる "宗教" のひとつと化したキリスト教やキリスト教 "界" に関心はありません. 

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