2024/05/28

周囲の棚田の田にすっかり溶け込んだ, 妻の実家の田・・・

    午後4:00, 妻の実家の棚田の田の様子を見に出かけました. 

    田植えのあと, 農業用水路から直接, 中段のはえぬきとひめのもち, 下段のコシヒカリの田に取水しました. 雨でイネの苗が水没しないように, 排水用のUV管をセットしていしたが, どうやら設定通りに機能しているようです. 

    本格的に雨が降っていた棚田ですが, 妻の実家の田, 有機・無農薬栽培でコメと野菜を栽培して今年で11年目・・・, 2013年に帰郷・帰農した次の年からコメつくりをはじめましたが, その稲作風景は, 大型農業機械・化学肥料・農薬除草剤を多用した専業農家やプロの農家 (兼業農家) の田とは, 一目見た限りでは区別することができません. 近寄って, 田の水の中を覗き込むとそこには田の生き物や田の草を確認することができます. 一目見た限りでは, 妻の実家の田は, 他の農家の田にすっかり溶け込んでいます. 

    湖南には, 減農薬栽培をしている農家もいますが, 減農薬栽培の稲田は, ひえに覆われて, 稲田か稗田か区別できないほど・・・. 他の農家からの批判も多いようですが, 妻の実家の棚田の田は, 完全無農薬 (除草剤・殺虫剤を一切使用しない) ですが, 雑草の繁茂は, 除草剤を散布した田とほとんど違いはありません. なにしろ, 手で除草していますから・・・. 

    有機・無農薬で11年間, コシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチの栽培をしているのですが, それが, 農村的地域社会の中で許されているのは, 妻の実家の棚田の田が, 他の棚田の農家の田の風景にすっかり溶け込んでいるためでしょう. "和して同ぜず" に徹しているからでしょう. "ここらのもん" であるプロの農家の方々からは, いまだに嫌がらせと排除・疎外にさらされてはいますが・・・

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