2024/05/26

午後, KUBOTAの田植え機EP3の整備点検・・・

    午後, 使用説明書を見ながら,  KUBOTAの田植え機EP3の整備点検をしました. 

    今年で11年目の使用になりますが, まだ植付爪の交換は必要なさそうです. 植付アームに純正のグリースを投入・・・. エンジンオイルは昨年入れ替えましたので, 今年は残量の確認だけ・・・. 回転部分には, KUBOTAのスーパーオイルを吹きつけました. ガソリンも満タンにして, いつでも稼働することができます. 

    最近は, 農作業で疲れると, 両腕の力がなくなります. 特に両腕の上腕に疲労が来ます. 関節障害のある右手首の関節の痛みは来ないのですが, これまでとはかなり様相が異なります. 

    妻の話しでは, 湖南の赤津村は, 急速に世代交代が進んでいるようです. 妻は, "私たちは, 世代交代がないから, これからもふたりで頑張らなくては・・・" と話していました.

    妻の実家のおとうさんは, 原発事故のあとショックを受けて,  "ここさ, 放射能汚染されてたら, もう帰って来なくてええ・・・" と寂しそうにはなしていましたが, それと同時に, "おらの田畑を守ってけれ・・・" とも話していました. おとうさんは, 原発事故あった次の年の1月1日に心臓発作で亡くなりました. 世のひとがいう "原発事故関連死" なのですが, 東海村原子力発電所に東京の下請け企業の季節労働者として働いていたことのあるおとうさんは, 私に, "公共事業に反対してはいけない・・・" と繰り返し話していました

    おとうさんが生きていたら、2013年4月に帰郷・帰農してからの, 妻のふるさと湖南の赤津村での, 妻と私の老後の暮らしは大きく変わっていたのではないかと思います. 妻と私が, 標高550mの湖南高原のおとうさんの田で, 有機・無農薬で栽培したコシヒカリ・はえぬき・ひめのもちを喜んで食べてくれたのではないかと思います. 2005年から春と秋に6日間ずつ, 妻の実家に帰郷して, おとうさんと, 妻と私の帰郷後の有機・無農薬でコメと野菜を栽培する方法について話し合ってきましたから・・・. 妻と私の有機・無農薬によるコメと野菜の栽培法は, 妻と私と, おとうさんの百姓暮らしのノウハウの合作です.  

    妻の実家のおとうさんに, 帰郷・帰農後, 入手することになりKUBOTAの小型農業機械の説明をしたとき, 妻の実家のおとうさんは, "おらが使っていたのと同じ農機具でコメと野菜をつくるんだなあ・・・. 軽トラも買って・・・" とうれしそうに話していました. 最初にコシヒカリでご飯を炊いたとき, 認知症の, 妻の実家のおかあさんは, "なんだ, このまんま, 美味えでねえか! おらの田のコメではねえな? これまでおらの田でこんな美味えコメ, 採れたためしねえ!" と話していました. 有機・無農薬で栽培したコシヒカリであることを告げないでおかあさんに食べてもらった結果でした. 東日本大震災も原発事故もなく, おとうさんがあと数年長生きしていたら、おとうさんも, 妻と私が栽培した有機・無農薬のコシヒカリを食べて, おかあさんと同じ感想を持ったのではないかと思います. "コシは美味えなあ! おらも作りたかったなあ!" と・・・


0 件のコメント:

コメントを投稿

午前9:00-12:00, コシヒカリの田の株間の草取り・・・

     午前9:00-12:00, コシヒカリの田の株間の草取りをしました.     株間の草が繁茂しているところを, 新しく購入した水田中耕除草機で除草してみたのですが, やはりなかなかうまく行きません. 条間の草が伸びすぎたため・・・? それで, 市販の農機具を改造してつく...