2024/05/30

最近テレビの宣伝でよく耳にする mortgage・・・

    最近テレビの宣伝でよく耳にする mortgage・・・

    なぜ, 英語で表現するのか・・・? "Oxford Dictionary of Law" のページをめくっていて, "mortgage" という用語が目に止まりました. 

    法務省刑事局外国法令研究会編 "法律用語対訳集" によると, 日本では, "mortgage" ではなく, "hypothec" という言葉が用いられるようです. "Pocket Oxford American Dictionary" には, "mortgage" は見出しに収録されていますが, "hypothec" はありません. "法律用語対訳集" は, 法律家・法学者の専門用語集であるようです. 法律用語の "Plain English" では, "hypothec" ではなく "mortgage" が用いられているようです. 

    両者は,  "抵当権" のこと・・・. "抵当権" の前提は, "借金" です. 金融業者がお金を貸すときは, 利用者の不動産に "抵当権" を設定して, "借金" が返済されないときの担保を確保することになりますが, 妻も私も, これまで "借金" をしたことはありません. 主なる神さまが与えてくださる "なくてならぬもの" で生きてきましたので, 高齢者になった今も, そしてこれからも "借金" をすることはありません. よって,   "mortgage" も "hypothec" も, 妻と私には無縁の言葉です.  

    インターネトで, "Reverse Mortgage" を検索しますとこんな説明がありました. "自宅を担保にして金融機関から借金をして, 年金という形で受け取るローンの一種です. 契約者が死亡したときに一括返済する仕組みで, 現金で返済できない場合は金融機関が抵当権を行使して担保物件である家を競売にかけ, 返済に充当します。通常のローンは年月とともに借入残高が減っていきますが, こちらの場合は増えていくのでリバース(逆)と呼ばれています. 自宅は所有しているものの現金収入が少ないという高齢者世帯が, 住居を手放すことなく, 住み続けたまま収入を確保するための手段として有効です. "

    老後の人生をダウンサイジングできない方々が, それまでの生き方を継続しようとして陥る罠であるような気がします


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