2024/05/30

たとえ話の2つの世界・・・

    今朝6:30に起床・・・

    昨夜は十分睡眠をとることができましたので, 今朝の目覚めは快適・・・. 農作業による疲れはすっかり取れていました. 今朝もギリシャ語聖書を1時間半ほど読んでいましたが, 主イエスさまの2つのたとえ話を比較しながら読んでいました. 

    ひとつはタラントのたとえ話し・・・. もうひとつはミナのたとえ話し・・・. 

    タラントのたとえ話しは, 現代でいえば, 高学歴・高資格の, 社会的・経済的地位のある人々, 金持ちのためのたとえ話し・・・? それにひきかえ、今日読んだ新約聖書のミナのたとえ話しは, 無学歴・無資格 (Academic Outsider), 社会的・経済的地位のない, 貧しい人々のためのたとえ話し・・・・

    たとえ話の中で, "主人" がその "しもべ" に預けるタラントは, 最低が1タラント・・・. 最高が10タラント・・・. それにひきかえ、今日読んだ聖書の箇所では,  "主人" がその "しもべ" に預けるミナは, すべてのひとに一律に10ミナ・・・. 10ミナは, 6分の1タラントに価しますから, 1タラントにはるかに及びません. 

    すべてのひとを公平に見ておられる, 聖書の主なる神さまに相応しいのは, タラントのたとえ話しではなく, ミナのたとえ話しです. 主なる神さまによってつくられたひとはみな同じ能力を貸し与えられている・・・. それを生かすも活かさないのも, そのひとの信仰次第・・・. 10ミナは, 当時の労働者の10年分の賃金にあたります. 最大限努力した人は, 最大30年分の "主人" の財産を預かることになります (ちなみに, 10タラントを預けられた人は, 当時の労働者の600年分の賃金に相当します) . 

    無学歴・無資格 (Academic Outsider) の私が住んでいる世界は, タラントのたとえ話しの世界ではなく, ミナのたとえ話しの世界・・・. 現代社会と現代の教会は, 学歴・資格・出身・門地・学閥・派閥などのタラントを異常に重んじてミナを軽視する傾向がありますが, そのような世界の門外漢である妻と私は, いつも, "主なる神さま, なくてならぬものをもって私たちを養ってください" と聖書信仰をもって祈り続けています


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