棚田の田で作業している間、水の入ったハス田の方から、シュレーゲルアオガエルの鳴き声が絶えず聞こえていました。
筆者が、育苗用ハウスの周囲の草をとっているとき、シュレーゲルアオガエルが何匹も近寄ってきました。危ないので、シュレーゲルアオガエルを手のひらに載せて、妻に見せました。<あら、カエルさん、起こしたの?>と問いかけてきますので、筆者、<カエルはもう起きている。遊びに、近づいてきたの!>と答えました。ほかのカエルは、筆者を見るとすぐ逃げ出します。筆者を見て近寄ってくるカエルは、シュレーゲルアオガエルだけ・・・。
今朝、棚田の田に行ったとき、上の田を大型トラクターで耕耘していた、湖南史談会会員のKoyamaさんが、トラクターを止めて話しかけてこられました。<耕した田んぼの中の草の島はなんだ?> 筆者、<シュレーゲルアオガエルの遊び場です。カラスに襲われたときの隠れ場にもなりますが・・・>と答えました。耕された田の黒い土の中に緑色の小さな島が3つ・・・。標高550mの湖南高原の棚田の田で有機・無農薬でコシヒカリを栽培するのに必要な温水田ですので、水をあたためるためにだけしか使用しません。あとは、田の生き物の棲息場所になります。棚田の田の春の農作業で一番最初にするのは、シュレーゲルアオガエルのための産卵場所として、中段の温水田と下段のハス田の整備・・・。
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