2022/05/05

山桜の枝を1本切ってきて・・・

今朝、棚田の田にでかけるとき、妻が、妻の実家の棚田の東側の<土手の上に垂れかかている山桜の花の枝を1本切ってきて・・・>といいますので、もっていった高枝切りハサミで小さな枝を3本切りました。

山桜は、今満開・・・。しかし、散り際の満開状態なので、枝をきるために高枝切りハサミが少しくあたるだけで、山桜の花は、花吹雪になって散ってしまいます。妻は、桜の花が好きだったおかあさんの仏前に飾りたいと思ったようですが、山桜の花は、なくなったおかあさんのあとを追うように散り急いでいるようです。

妻の実家の棚田の田から見る会津富士は、まだ雪形が残っています。妻の実家のおかあさん、生前はよく、<農作業のじゃまにならないときにいかにゃなんねえなあ・・・>とつぶやいていましたが、暑くも寒くもなく、春の農作業がひといきつくときに去って逝きました。

葬儀が済むと、妻の実家のおとうさんとおかあさんが残してくれた田・畑、山林で、筆者と妻の人生の晩年における百姓暮らしは全開します。10年間、妻の実家のおかさんに寄り添っていた黒猫黒兵衛は、おかあさんのいる部屋に入れなくて、さびしそうにないています。最初、おかさんと黒兵衛は、犬猿の仲だったのですが、歳月の流れとともに仲良くなり、いつも一緒に過ごしていました。

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