風ではじまり、風でおわる・・・。
最初の風は、野鳥のいのちをたすけ、最後の風は、野鳥のいのちを取り去る・・・。野鳥のいのちを助けたり、野鳥のいのちを奪ったり、風には、そんな力があるというのか・・・。その風は、ある日、ある時、ある状況の中で吹く特別な風のことではなく、<いつもの風>だ。いつも風が、あるときは野鳥にいのちを与え、あるときはそのいのちを奪う・・・。その風は、今もいたるところで吹いている。
東北の片田舎の、妻のふるさと・湖南にも・・・、日本基督教団の牧師として最初につかえた横浜にも、そのあと30年間つかえた山口にも・・・、筆者が洗礼を受けた岡山の地にも、日本基督教団の牧師になるために神学校に入ったとき、筆者を教会員として受け入れてくださった阿佐ヶ谷東教会のある東京の街にも・・・、<いつもの風>は、いつものように吹いている。あるときは、いのちを育て、あるときはいのちを看取る・・・。
その風は、ひとにいろいろなことを語り掛ける。その声を聴いて集めた1000の黙想・・・。<はじめに>もなく<おわりにも>もなく、まして、推薦文や書評もない、1~1000までの、1000の黙想があるだけ・・・。その黙想は、<いつもの風>がもたらしたものに違いない・・・。
<いつもの風>は、今日も、ヒトラー顔負けの侵略戦争によって人民大虐殺を行っているロシア大統領プーチンによって、爆撃・砲撃され、住む家も町も破壊され、愛するもののいのちを奪われているウクライナのひとびとの上にも・・・。その風が、ロシアの狂気をとりさり、ウクライナに平和をもたらすことを願ってやまない・・・。
その風とは、丸山健二著『千日の瑠璃』の1日目と1000日目に記された<いつもの風>のことです。
2022/09/01
風ではじまり、風でおわる・・・
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