『部落学』の英語版を執筆することをはじめて予告したのは、『田舎牧師の日記』2008/09/26の記事・・・
それから、14年の歳月が流れてしまいましたが、その当時は、まだ、英語で論文を書くのは、筆者の単なる願望、期待でした。
そのころ、筆者が、English Writing 執筆のために集めたのは、山田弘先生の『中学英語で~』シリーズの本・・・。その著者の山田弘先生は、予備校の代々木ゼミナールの講師をされていた方だそうで、山田弘先生からはげましのお手紙をいただきましたが、筆者の英語力で『部落学』を執筆する自信はほとんどなく、そのご指導を受ける機会を失してしまいました。
筆者が入手して読んだのは、『中学英語「日本」でが紹介できる』、『中学英語で「日本人の心」が紹介できる』、『中学英語で日本の歴史が紹介できる』、『中学英語で日本の伝統文化が紹介できる』の4冊・・・。それから、12年後、やっと本格的に、English Writing で『部落学(Research on Buraku Discrimination in Japan)』を執筆できる気力を養い、執筆環境を整えることができました。12年前と比べますと、執筆に必要な文献もしっかり整い、英語で論文を書くのは、単なる願望や夢ではなくなりました。
インターネット上でブログ『部落学序説』をかきはじめて、いろいろな方々のご指導を受けました。京都大学大学院を出られた日本文化史研究者の方、大阪の日雇い労働者について研究をされていたそうですが、筆者が山口の被差別部落に入って聞き取り調査をするときの心構え、被差別部落の人々に対する接し方、その調査方法、研究方法などについていろいろアドバイスをしていただきました。そして、山口の地を離れるときは、雑誌『部落』のバックナンバーと、山口県下松市の教育長が保管していた同和教育・同和行政、運動団体との交渉に関する公文書を参考に提供してくださいました。
筆者のブログ『部落学序説』に対して誹謗中傷・罵詈雑言を投げかけてくる読者について、精神分析した結果を教えてくださる某国立大学の講師の方もおられました。
無学歴・無資格(Academic Outsider)である筆者が、English Writing で『部落学(Research on Buraku Discrimination in Japan)』を執筆できるようになるためには、いろいろな方々の協力がありました。彼らによるアドバイスを無にしないためにも、English Writing で『部落学(Research on Buraku Discrimination in Japan)』を執筆する筆者のプロジェクトは、失敗の許されないプロジェクトです。
2022/11/23
『部落学』の英語版を執筆することをはじめて予告したのは、『田舎牧師の日記』2008/09/26の記事・・・
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