2022/11/17

無学歴に関する記事を『田舎牧師の日記』から再録・・・

『田舎牧師の日記』からの再録・・・

●公立学校共済にはいってたんですか・・・!
 2013/01/29

筆者、この1月で65歳・・・。昔、大阪市立中学校事務職員(府費)をしていたことがあり、年金事務所の方のすすめで、公立学校共済の年金を申請することにしました。その申請書に、西中国教区事務所の署名・捺印が必要なので、西中国教区事務所に送付、お願いしたところ、担当者の方から電話をいただきました。

その担当者の方、他の西中国教区の牧師や信徒の方々と同じく、どちらかいいますと、無学歴・無資格、農村伝道神学校卒の筆者を軽蔑するような言い方をされる方でしたが、今日は、これまでとはまったく異なる雰囲気で話をされます。<吉田先生、公立学校共済に入ってたんですか!> 筆者が、大阪市中学校事務職員(府費)をしていたことが信じられないようです。

それで、筆者、インターネットで、<大阪立中学校事務職員(府費)採用試験>で検索してみました。平成24年度の学校事務(府費)の採用試験の申込者数は1054人、採用予定者数は25名程度・・・。競争率はなんと42倍・・・。採用試験は、<高校卒程度>、しかし、<学歴は問いません>大卒でも受験することができます。インターネットには、この<大阪立中学校事務職員(府費)採用試験>に合格するには、<学歴>ではなく、相応の<学力>が必要であるとの説明がありました。

筆者が、昔、受験したときの、競争倍率は、20倍・・・。20人採用で、400人の受験者が殺到していました。当時の大阪市立中学校に勤務している学校事務職員は3種類、府費職員・市費職員・PTA職員・・・。後者ほど月給の額が高いのですが、府費職員には、恩典がありました。それは、府費職員は、将来、大阪府立高校の事務長になるか、夜間大学に通って教員免許をとると無条件に教員として採用されるというもの・・・。

その採用試験問題・・・、筆者の記憶では、昔の、二期校レベルの大学入試問題程度・・・。西中国教区事務所の社会保険の担当者の方、西中国教区での最後の最後になって、無学歴・無資格の筆者に対する見方を変えられたようです。<無学歴>は、<無学力>ではないと・・・。今の、小中学校の教師たち、<無学歴>=<無学力>を信じ込んでいる学歴主義の信奉者が多いのですが、その学歴主義、日本基督教団西中国教区の諸教会の中でもまかりとおっています。西中国教区の執行部、常置委員の一人は、<吉田さんは、学歴・資格がものをいう世界に、学歴・資格をもたないで入ってきたことが一番の間違い・・・>であると話していましたが、<無学歴>と<無学力>は必ずしも一致しないという、極常識的な見方を喪失してしまっておられるようです。

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