<バカ>と<蔵書数>の間に、何らかの比例関係があるのでしょうか・・・?
農家:おめえ、何冊、農書もってんだ?
筆者:約300冊・・・。
農家:おめえ、バカでねえのけ? 300冊農書読まねえと、コメと野菜をつくれねえのけ? おらあ、本なんか1冊も読まなくても、なんでもつくれる!
農家:おめえ、湖南の歴史に関する本をたくさん、もってんだって? 何冊もってんだ?
筆者:40~50冊・・・。
農家:まさか、『湖南の史跡と文化財』、もってるというんじゃあるめえな?
筆者:持ってますよ。
農家:ここらのもんでねえもんが、ここらの本、持ってるわけ、ねえべえ? おらさえ持ってねんだぞ。どこからか盗ってきたんけ?
筆者:湖南に戻る前に、インターネット経由で、郡山の古書店から購入しましたが・・・。
農家:わからねえことがあるなら、本ではなく、おらに聞け! 湖南のことなら、なんでも教えてやっから。
妻のふるさと・湖南では、<バカ>と<蔵書数>は正比例の関係にあるようです。<あたまのいい、ここらの農家は、本を読まなくても農業できるが、ここらのもんでねえ、よそもんは、本をたくさん読まねえと、ここらではコメひとつ、野菜ひとつつくれねえ、大馬鹿だ!>とのうわさが、湖南の農家をかけめぐり、以来、10年間、筆者と妻は、湖南でバカ農家に徹し、有機・無農薬栽培でコシヒカリ・はえぬき・ひめのもち、トマト・ソラマメ・備中レンコン・スイカ・マスクメロンを作り続けています。
しかし、湖南のこの現象は、湖南固有のものではなく、日本全国津々浦々に浸透しているようです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
この冬の知的作業は観聖寺文書の再判読・・・
今日は1日, これまで再読した観聖寺文書を再検証して, MSwordで活字化, A4判19枚にプリントアウトして, 隣村の郵便局からゆうパックで送りました. 12月20日から来年3月20日までの3ヶ月間, 晴耕雨読ならぬ晴れた日は除雪作業, 雪の降る日は読書三昧...
-
猪苗代から戻ると、筆者と妻、すぐ着替えて農作業をはじめました。 妻は、段々畑の梅の木のある畑に作付けしたキュウリとインゲンの支柱のネット張り・・・。筆者は、棚田のひめのもちとはえぬきの田の草取り・・・。午後1:30~4:00、市販の農具を改造してつくった <水田熊手>型草取り器を...
-
今朝、読んだ『英訳聖書』(NSRV)のことば・・・。 I have also seen this example of wisdom under the sun, and it seemed great to me. There was a little city with fe...
0 件のコメント:
コメントを投稿