2022/12/31

午後、隣村のコイン精米所ではえぬきを精米・・・

午後、妻に言われて、隣村のコイン精米所で、標高550mの湖南高原の、妻の実家の棚田の田で有機・無農薬栽培した<はえぬき>を精米しにでかけました。

大晦日とあって、くるまはほとんど走っていない閑散とした福良の町を走って、そのコイン精米所で精米しました。

2013年4月に、妻の故郷・湖南に帰郷・帰農して、コメつくりをはじめましたが、湖南農協は、組合員ではないものに種もみは販売できないとして、湖南農協からあきたこまちの種もみを入手することができませんでした。それで、京都の<のうけん>から、コシヒカリ・はえぬき・ひめのもちの種もみを取り寄せ、それで、有機・無農薬米を栽培してきました。湖南のプロの農家の方々は、<ここらのもんは、よそもんのおめえらにコメつくりは教えねえことになってんだ!>と筆者と妻に語り掛けてきましたが、それで、筆者と妻は、湖南のプロの農家が栽培していないコシヒカリ・はえぬき・ひめのもちを栽培することにしました。山形の米沢にドライブしたとき、山形産のおこめが美味しいとわかりましたので・・・。湖南の赤津村のプロの農家、<ここらでは、コシヒカリやはえぬきは採れねえ!>と話していましたが、はえぬきは、<あきたこまち>と<庄内29号>をかけあわせてつくられたもの・・・。いわば、<あきたこまち>ファミリー・・・。<はえぬきがつくれたら、あきたこまちはつくれる・・・>と思って、ずっと<はえぬき>を作り続けています。

インターネットで検索しますと、はえぬきについてこんな紹介がありました。<お米のはえぬきは、山形県庄内平野にある山形県農業試験場庄内支場というところで、1992(平成4)年に開発された品種です。米どころ山形県で生まれ育ったオリジナルの米、まさに生え抜きの米が大きく飛躍し続けることを願って名前をつけられました。お米の粒がしっかりしてふっくらとたきあがり、冷めても味が落ちにくいため、業務用のお弁当やおにぎりにも広く使用されています・・・>。

大晦日の夕ご飯は、新米の<はえぬき>・・・。とても、美味しい・・・。<はえぬき>は、<コシヒカリ>とおなじようにねばりがあって、かめばかむほど甘みが出てきます。妻は、<あきたこまちの娘のはえぬきが採れるのですから、あきたこまちを栽培する必要はありません>と、いまだに頑として、あきたこまちの有機・無農薬栽培を拒否しています。筆者と妻の<はえぬき>は、素人百姓の筆者と妻の、いわばシンボルです。

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