今朝、『英訳聖書』(NSRV)の『旧約外典』の『Ecclesiasticus』を通読していたとき、<幸福なるかな、心の貧しき者>という、主イエスさまの山上の垂訓のことばをよりよく理解するためのヒントが隠されていました。
<the poor in spirit>の貧しさは、<poor>であって、決して、<poverty>ではないということ・・・。主イエスさまは、<poor>なひとは幸いであると説教されましたが、<poverty>は幸いであるとは説教されませんでした。英語類語辞典を数冊ひもといても、その違いは明確ではありませんが、『旧約外典』の『Ecclesiasticus』では、明確に使い分けられています。漢字で貧困の程度を軽い順から並べますと、貧<欠<乏<困<窮・・・。Ecclesiasticus』の<poor>は、経済的には<貧>を指し、<poverty>は、<窮>に該当すると思われます。
神を信じる信仰者は、<貧>であっても、主なる神さまがその人生を支えてくださるので<poverty>におちいることはない。しかし、神を信じない<rich>な人は、あるとき人生の破たんを来し<poverty>におちいる・・・。そこから、『Ecclesiasticus』では、<貧>であっても、主なる神さまを信じて生き続けることは、いつ、人生に破たんを来すかもわからない、拝金主義・拝物主義に生きている<富める人>より幸いであると説きます。
主にあって<intelligence>をもつ<the poor in spirit>であれ、と。
2022/12/09
poor と poverty の違い・・・
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