2023/04/30

堰上げで農業用水路に水が流れてくるのを待つだけの田・・・

夕方、育苗中の苗の様子を見に棚田の田にでかけました。  湖南の赤津村のすべての田は、耕うんを終えて、共同作業の堰上げで、農業用水路に水が流れてくるのを待つだけ・・・。

まだ、田の土を耕うんしていないのは、妻の田だけ・・・。 明日から晴れの日が続くので、明日、田の耕うん作業をはじめます。 米作りの農作業のしんがりをつとめる私と妻ですが、苗の草丈は、2.5〜3.0cm・・・。 田植機で田植えができる16〜18cmの草丈になるのは、まだ3週間以上先になります。

栽培する品種も、湖南の赤津村で一般的に栽培されている福島県の銘柄である、あきたこまち・ひとめぼれ・天のつぶ・里山のつぶ・ミルキークイーン・こがねもちではなく、赤津村では栽培不能といわれる、山形県の銘柄のコシヒカリ・はえぬき・ひめのもちを栽培している私と妻の米作りは、独自路線です。 日本の農村的地域社会では、右にならへして、<寄らば大樹の陰>で生きるのが普通ですが、湖南農協の組合員になることを拒否され、福島県の銘柄の種籾も入手できなかった私と妻は、日本の有機・無農薬栽培でコシヒカリを栽培している<百姓>の先達たちのノウハウを参考にして、標高550mの湖南高原の棚田でコシヒカリを栽培しています。

独立独歩の精神を持っている私と妻は、農村的地域社会の偏屈な視線に影響されることはありません。

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