昨夜も、『観聖寺文書』の<配下入峯控帳>の1頁を判読していました。 『観聖寺文書』の<配下入峯控帳>の全ページ数の50%に達したようです。
近世文書のくずし字は、漢字の草書体ですが、漢音・呉音の漢字だけでなく、日本製の漢字やかな・カタカナが、日本語の文法で綴られています。 戦後の学校教育では、この近世文書のくずし字の読み方の指導がなされることはありませんでした。 中学校から英語教育はなされましたが・・・。 1948年生まれの私も、長い間、英語が読めても、近世文書のくずし字が読めないときが長く続きました。 必要にせまられて、近世文書のくずし字の読み方の独学をはじめましたが、75歳になって、やっと、有用なくずし字解読辞典の使い方が分かり、それをつかえば、99.9%まで判読することができるようになりました。その一方、戦後の英語教育であまり重視されなかった English Writing に関する知識・技術についても独学をすすめてきました。 そして、75歳になった今、英語で文章を書くことができるようになりました。英語表現らしい英語表現にするためには、これからも多大な努力が必要ですが、簡単な文章は英語で書けるようになったので、75歳の年は、無学歴・無資格(Academic Outsider)の筆者にとって、記念すべき年になりました。
比較できることではありませんが、言語学習という点では両者は共通していますので、近世文書のくずし字の判読より、英語で文章を作成する方が何倍も楽であると思います。Oxford のいろいろな英語辞典の古本を、非常に安価に購入できますので、日本基督教団の隠退牧師の年金暮らし&百姓暮らしでも、入手可能になりました。 主なる神さまが、私に与えてくださった恵みのひとつであると思っています。
2023/04/26
『観聖寺文書』の<配下入峯控帳>の判読ページ数50%・・・
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