3月20日に塩水選・熱湯消毒をして浸種した種籾を4月20日に播種しましたが、まる7日が経過した今朝、育苗箱の上を覆っていた<シルバーラブ>(園芸用のシルバーシートとラブシートをくみあわせた農業用資材)をとりはずしました。
コシヒカリも、はえぬきも、ひめのもちも、芽が出揃っていました。 早稲のひめのもちは、2cmほど・・・。 コシヒカリとはえぬきは、1.5cmほど・・・。 自然発芽ですので、田植えをすることができる15〜18cmに成長するまでには、まだ4週間ほどかかります。 湖南の赤津村で一番最初に浸種したのですが、田植えは一番最後になります。 専業農家やプロの農家は、発芽器や育苗器をつかって少ない日数で育苗して、早く田植えをしますが、我が家の米つくりは、自然まかせ・・・。 ただ、水管理と温度管理はすることにしています。 毎朝、<今日は水は大丈夫?>と稲の苗に呼びかけますと、<大丈夫!>とか<もっと水がほしい!>と返事をします。 稲と対話ができるようになると、百姓はいよいよ百姓らしくなります。
<百姓>を軽蔑したり、差別したり、差別語に数えて死語にすることをはかったりする、日本の左翼の学者・研究者・教育者・運動家には理解しがたいことがらなのかもしれません。その発想は、日本の農村的地域社会の中にも深く浸透しているようです。プロの<農家>は素人の<百姓>をバカにすること限りなし・・・。筆者と妻、化学肥料、農薬・除草剤を多用する現代的農業を営む<農家>より、有機無農薬で栽培する<百姓>の方が好きです!
2023/04/28
シルバーラブをはがすと・・・!
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