昨夜も遅くまで、『観聖寺文書』を判読して、Word2019 に入力する作業をしていました。
最近、近世文書を読むために使っている古文書読解字典は、3冊に限られるようになってきました。 その3冊だけで、これまで判読できなかったくずし字も、比較的短時間に判読することができるからです。
文法用語に、collocation というのがありますが、コロケーションは、<ある単語と単語のよく使われる組み合わせ>、<自然な語のつながり>のことで、<連結語句>、<連語>などと訳されているようです。
この<collocation>的発想は、近世文書のくずし字を判読する際にも役立ちます。 ひとつのくずし字は、他のくずし字とどのように連結されるのか、多くの事例を掲載している、古文書解読字典ほど、無学歴・無資格(Academic Outsider)で、歴史研究・古文書研究の門外漢である私にとって、貴重な、くずし字解読字典は他にありません。
語学の学習に、王道はなさそうです。 単語と単語をくみあわせて、それぞれが単語としてもっていた意味を加算するだけでなく、別の意味をあらたに獲得することになりますので、どの国の言語でも、collocation を学習する必要があります。
2023/04/16
近世文書の読解に役立つ辞書とそうでない辞書・・・
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