『英訳聖書』(NSRV)の通読は、今日、ヨハネ福音書に入りました。
日本基督教団西中国教区の山口のちいさな教会の牧師をしていたとき、ヨハネ福音書の講解説教をしたことがあります。
そのとき参考にしたのは、KarlBarth著『Church Dogmatics』と、Theologisher Handkommentar zum NT シリーズの Johannes Schneider 著『Das Evangelium nach Johannes』です。 聖書解釈学(biblical hermeneutics)は、一定の方法があります。 その結果を実際の説教に役立てるには、説教者自身の解釈が大きく影響してきます。 しかし、聖書の言葉の説教者は、自分の解釈を聖書のみことばに優先させることはできません。あくまで、聖書のみことばの解釈にとどまります。
この『Das Evangelium nach Johannes』、全ページに渡って書き込みがありますので、ヨハネ福音書の講解説教をしたとき通読したのでしょう。 注解書は、Kritisch-exegeticher Kommentar uber das Neue Testament シリーズも入手しましたが、こちらのBultmann の『Das Evangelium des Johannes』は、ほとんど読んだ形跡がありません。このことは、私の聖書解釈学的能力の限界を物語っているのかもしれません。
日本の神学者・牧師の書いた注解書を読む機会はありませんでした。聖書解釈のための文法書・辞書・事典類、旧約聖書神学・新約聖書神学・歴史神学・教義学などは、すべて英書で集めました。新約聖書の注解書だけ、ドイツ語にしました。無学歴・無資格(Academic Outsider)の私は、ドイツ語も独学・・・。その時代、Google 翻訳を自由に使うことができていたら、無学歴・無資格(Academic Outsider)の私でも、もっと、神学的教養を深めることができたかもしれません。
2023/04/30
『英訳聖書』(NSRV)の通読は、ヨハネ福音書に入る・・・
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