2023/04/26

75歳になるまで大学教育を受けることができなかった・・・

75歳いなるまで、大学教育を受けることができなかった私は、高校を卒業して以来、ずっと独学を続けてきました。

卒業した高校は、普通科で、大学進学を前提のカリキュラムが組まれていましたので、職業の知識・技術に関する科目はなし・・・。 それなのに、高校卒業とともに社会にでて職業人として生きなければならなくなった私は、こどものころから病弱で、高校卒業時点でも病気を抱えていましたので、体力仕事は不可能でした。 それで、体力ではなく、学力・脳力を使った仕事にしか従事することができませんでした。

学校事務職員(大阪府職員)、臨床病理検査、専門商社、日本基督教団牧師、隠退後は農業に従事してきましたが、そのとき役立ったのは、中学でならった9科目と、高校でならった、英文解釈・現代国語・古文・漢文・倫理社会などですが、その中でも一番役にたったのは、英文解釈・・・。 国立大学の1期、2期の入試試験に合格できる程度の英語力・・・、それが身を助けることになりました。 しかし、その英語力は、reading に特化したものでした。

しかし、75歳になって、reading から writing に英語力を拡大することになりました。 日本の中学・高校で学習することができる英単語は、3000〜4000であると言われています。 Oxfordの英語辞典で説明のために用いられている英単語は2500〜3500であると言われいます。 つまり、日本の高校で英語を習うと、Oxfordの英英辞典を誰でも読むことができることを意味しています。 AmazonでOxford の英語辞典の古本を安価に入主できるのは、Oxfordの英語辞典が、日本の社会の中に広く、深く浸透していることを物語っているのでしょう。

大学教育を受けていない、日本の社会で<無学歴・無資格>(Academic Outsider)と言われる私が、英語の reading だけでなく writing を身につけることができるのは、ごくありふれた現象でしかありません。使う必要がほとんどなかった speaking も、<english English>や<american English>ではなく、<japanese English>で発音することが許容されるなら、speaking も可能になります。writing で、あたまのなかで書いた英文を、発音すればいいだけなのですから・・・。しかし、その前に、hearing をマスターしなければなりませんが、hearing と speaking は、CASIOの電子辞書のネイティブな発音に慣れなければなりませんが、75歳の筆者には、それほど必要な学習対象ではありません。英語で、文章が書けるようになれば十分です。

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