今朝は雨・・・。 棚田の田の様子を見にでかけましたが、農業用水路に水が流れてきていましたので、温水田とはえぬき・ヒメノモチの田に取水をはじめました。 一定水量以上に取水しますと、温水田の水はハス田へ、ハス田に溢れた水は山側の農業用排水路へ流れ出ます。 生え抜き・ヒメノモチの田に一定水量以上の水が入ると、UV管をつたってコシヒカリの田に流れ込み、コシヒカリの田に溢れた水は、山側の農業用排水路と農道側の農業用水路に流れ出すこと位になっています。
合理的に水管理ができるようになったのは、米つくりをはじめて10年目・・・。 試行錯誤の末にやっと田の水管理ができるようになりました。
大型農業機械、化学肥料、農薬・除草剤を駆使して栽培されるあきたこまちの田の片隅で、有機・無農薬栽培でコシヒカリ、はえぬき、ヒメノモチを栽培していますが、農道を軽トラで走って見る限りでは、妻の実家の田で有機・無農薬栽培していると判断することは不可能です。 従来型の稲作風景にすっかり溶け込んでしまっています。 有機・無農薬栽培の前段階で減農薬栽培であきたこまちを栽培している農家も少なくありませんが、ヒエやそのほかの雑草に覆われて、あきたこまちとヒエの区別ができな田も少なくありませんが、妻の実家の田は、刈入れのときまで、他の田と区別することはできません。 それが、専業農家やプロの農家の批判をかわして、10年間有機・無農薬でコシヒカリ・はえぬき・ひめのもちを栽培し続けることができた理由でしょう。
米つくりだけでなく、ほかのことがらにおいても、安易に一般説・通説に依拠し、その権化と化し、他の意見・見解を否定するような生き方は、妻と私にはなじみません。 大切なのは、一般説・通説に依拠することではなく、自然の摂理、歴史の事実に即して、人間としての真理に生きることです。
2023/05/29
今朝は雨、棚田の田は梅雨の風景・・・
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1948年生まれ。出身地は、岡山県児島郡琴浦町、当時は、塩田と学生服の町でした。琴浦西小学校・琴浦中学校・岡山県立児島高校普通科出身。神学校は、鶴川学院農村伝道神学校。高校を卒業した後の職業は、大阪府職員、岡山県倉敷式の某医学研究所付属病院で臨床病理検査、さらにその後、専門商社に...
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