日本基督教団の隠退牧師になり、妻の故郷・湖南の赤津村に帰郷・帰農して以来、私は、日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会の牧師をしていたときのように、いろいろなひとと話をする機会は、ほとんどなくなりました。 昨々日、昨日、今日、私が話をしたのは、妻とだけ・・・。
ロシアによるウクライナ侵略戦争が勃発して以来、妻と私は、夜8:00〜9:00、風呂上がりに、ウクライナに関する報道番組を欠かさず見ては、妻といろいろ話し合っています。 妻は、今年も、妻が栽培した有機・無農薬の野菜の、野菜直売所・湖南四季の里での売上高の50%を、日本赤十字を通じて、ウクライナのために送ることを決めたとかで、日々、野菜つくりに忙しい日々を過ごしています。 ロシア大統領プーチンは、狂気の沙汰・・・。 勝手な論理で、ウクライナ全土をロシアの支配下に置き、ウクライナ国家・ウクライナ民族を、ロシア国家・ロシア民族に同化・吸収しようというのですから、ロシア大統領プーチンは、<全体主義の悪魔>そのもの・・・。
日本の戦後、ソ連や中国の共産主義・社会主義を賛美して、その手下として日本の共産主義化・社会主義化を唱えていた、日本の左翼の学者・研究者・教育者・運動家は、このロシアによる対ウクライナ侵略戦争をどのように受けとめているのでしょうか? 不都合な事実には、常に目を閉ざし、ひたすら、嵐が過ぎ去るのを待つだけの彼らは、沈黙を守っているのでしょうか?
妻はスマホから、私はパソコンから、ロシアによるウクライナ侵略戦争に関する情報をあつめ、妻と私の間で情報交換し、夜8:00〜9:00一緒にテレビの報道番組を見て、さらに話し合います。
そのほか、私が語りかけるのは、庭にまいてやった有機・無農薬栽培のコシヒカリの玄米がなくなったとき、<おじいちゃん、餌、ちょうだい・・・! >と、庭木の枝にとまって、私の方を向きながら、<小鳥語>で語りかけてくるスズメたちと、棚田の田のカエルたちだけ・・・。
75歳の私は、今は、昼も夜も、時間をみつけては、<読書三昧>・・・。 毎朝通読している英訳聖書(NSRV)、私の先祖の信州栗田村の真言宗観聖寺の住職・修験僧が残した『観聖寺文書』、『部落学』執筆のための史資料集、有機・無農薬栽培に関する農書、英語論文の書き方、ヤスパース・アーレント・ウィトゲンシュタイン・ルーマンなどの著作、無医村であるがゆえの医学専門書、野本民俗学、言語学、万葉学、農業気象学・・・と、いろいろなひとの言葉に耳を傾けています。
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