2023/05/30

段々畑の草刈り・・・

    今日の午前9:00〜11:00、妻とふたりで、妻の実家の段々畑の草刈りをしましたた。

    妻は、西側の2枚の畑とその間の耕作放棄地の畑の草刈り、私は、東側の山側の畑2枚と、農道と農道からその畑に行くまでの耕作放棄地の畑、土手、畦、農道、西側の畑の土手と、農道の土手の草刈り・・・。

    刈り終えたとき、妻が、<すっきりした風景になったわ・・・。 湖南に戻ってきた年、段々畑をきれいに刈ったら、農家の方から文句をいわれたわね。 「なにして、勝手に草を刈ってんだ! 土下座して謝れ! 」って。 あなた、すっかり頭にきて、それ以来、その農家とは挨拶も交わしていないのよね。 今日、きれいに草をかったから、また同じことを言われるかもしれないわね・・・>と話していましたが、<それはない! 理由はなんでもよく、私を土下座させたかったから、いろいろ文句を言ってただけ。 環境保全のため、他の農家の耕作放棄地の草を刈って、なんで土下座しないといけないの? そんな非人格的な要求をする人とは、これからもつきあうつもりはない。>とあらためて確認しました。

    農道の土手の草を刈る時、<草をもって草を制する>ことを思いついて、ジキタリスの大きな株はそのままにしておきました。 ジキタリスの葉の下には、草が1本も生えていませんでしたので・・・。 廣川書店『最新薬用植物学』には、ジキタリスについて、<ヨーロッパ原産で鑑賞用、薬用に栽培され>、ジキタリスのどの部分も<強心利尿薬>として<高血圧性などのうっ血性心不全に用いる>とありました。 『日本の有毒植物』の中には、ジキタリスは<全草>、<毒性>があり、<胃腸障害、嘔吐、下痢、不整脈などを起こし、死亡することがある>とありました。

    しかし、写真を見て、私がジキタリスと思っていたのは、コンフリーだと分かりました。 コンフリーも、全草毒性があり肝障害を引き起こすそうです。<2004年に食品として販売が禁止された>そうです。 
『最新薬用植物学』によると、ヨーロッパーでは<根を下痢、出血>などに用い、<葉を食用とする>とありました。根茎は、<ビタミン、ミネラルの豊富なジュース原料>として用いられるが<悪性腫瘍>の原因になもなるとか・・・。

    『日本食品大事典』(2006年)には、コンフリーは<栄養野菜・健康野菜>として宣伝されたとありました。 しかし、コンフリーは、<花は可憐であり、縁取りや土留めに利用できる>とありました。 軽トラが農道の土手下に落ちないための目印として使用していますが、土手の土が崩れるのを防ぐのにも効果的であるようなので、今日、はじめて、コンフリーを刈り残したのは正解かもしれません。

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