2023/05/17

午後1:15〜3:45、コシヒカリの田の代掻き・・・

    午後1:15〜3:45、コシヒカリの田の代掻きをしました。

 1.8反のコシヒカリの田の、ブルトラで荒代掻きをしたあとの、自作の代掻き器を使って、田の土の均平作業に要した時間は、昨日2時間と今日の5時間で、計7時間でした。 KUBOTAの小型乗用田植機は3条植えですが、大型乗用田植機と違って、稲の苗を植え付ける前に田の土を代掻きする機能がついています。

    今育苗中の苗の葉齢は3.2、草丈は11〜12・・・。 葉齢4.5、草丈17〜18cmになったころに田植えをしますが、その1週間前に、稲作用の発行鶏糞を散布します。 小型乗用田植機で、稲を咲く付けする前に代掻きをしてくれますが、そのとき水に溶けはじめ発酵鶏糞を田の土の中に練り込んでくれます。 

    この前、村の共同作業のとき、プロの農家の方が、十年一日の如く同じ話をしていました、 「ここらのもんんは、おめえらに米つくりを教えねえことになってんだ。 おめえらに、肝心なことを教えるものは、誰もいねえべえ! 」と。

    日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会の牧師をしていたとき、よく山口県北の中国産地をドライブして、有機・無農薬で米を栽培している農家の方々に米つくりの方法を教えていただきました。 山口の農家の方々の口癖は、「そうか、あんたたちは会津に戻って百姓するのか。 米もつくるのか。 それじゃ、ほんとうのことを教えなければいけないな。 会津に戻って、長州の百姓から聞いたことは全部うそだったといわれたら、山口の農家の恥だからな。 なんでも聞いてくれ。 ほんとうのことを教えてあげるから・・・」といって、妻と私にいろいろアドバイスをしてくださいました。

    山口の農家と福島の農家、旧長州藩領地の農家と旧会津藩領地の農家の精神の違い・・・。 妻は、30年間過ごした山口での、教会内外での農家の方々との出会いを懐かしんでいます。 山口でのキャッチフレーズ「正直やまぐち」は、ほんとうのことであったと、妻は、確信しているようです。

    湖南の農家は、「農薬や除草剤をまいたかどうか、米や野菜を見ただけではわからねえ。 農薬や除草剤を使っても、無農薬だと言って売れば、無農薬栽培の米や野菜になるべえ! 」と、妻と私に語りかけてきますが、「正直やまぐち」に向こうを張った「不正直ふくしま」の主張・・・。 
「ここらのもんんは、おめえらに米つくりを教えねえことになってんだ。 おめえらに、肝心なことを教えるものは、誰もいねえべえ! 」と言われても、妻も私も何処吹く風の馬耳東風を決め込んでいます。 

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