2023/06/04

ホトトギスの鳴き声を聞きながら田の草取り・・・

    今日も、棚田の田の草取りをしているとき、松山の方から、ホトトギスの鳴き声が聞こえていました。

    この前は、育苗用ハウスの東側の雑木林の中、すぐ近くでホトトギスが鳴いていたのですが、今日は、遠くから聞こえるだけで、ホトトギスが近寄ってくることはありませんでした。 そのうち、ホトトギスの鳴き声は小さくなり、聞こえなくなりました。

    卯の花の匂う垣根に
    ホトトギス早も来鳴きて
    しのびねもらす夏は来ぬ

    唱歌「夏は来ぬ」の一節をくちずさみながらのコシヒカリの田の草取りと補植作業でしたが、段々畑で、キュウリの苗の移植を終えた妻が、私を迎えに軽トラで棚田の田に戻ってきたとき、妻は、<あなた、おたまじゃくし、どこにいるの? >と問いかけてきますので、<どこでも・・・>と答えて、温水田のおたまじゃくしのいる場所を指さしました。 <まだ、ちいさいから、みつけにくかもしれないけれど・・・>と妻にかたりかけながら、何度もおたまじゃくしを指さしますと、やっとみつけました。 <ほんとう! まだ小さいのね・・・>といいますので、1匹、手のひらにすくい上げて妻に見せました。 <ああ、あそこにアカハライモリがいる! >と指さしますと、妻は、今度はすぐ見つけました。 昔は、田の畦と水路をは子供の遊び場だったのですが、今は、除草剤や農薬を散布するので、こどもたちの遊び場ではなくなりました。有機・無農薬で米を作り続けて10年目、妻の実家の棚田の田はすっかり、田の生き物の宝庫です。 

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